モルガンダラーありすぎで困った!

モルガンダラー銀貨 アンティークコイン アンティークコインの歴史

モルガンダラーがありすぎで困った!

なんて言ってみたいですね。でも、フィラデルフィア・ミント(鋳造所)では本当に大変だったようで、当時の大統領も話題にしたほどでした。つくりすぎたというよりは、最初からわかっていたのだと思いますが、相当の量が流通することなく、造られたら袋に入れられて鋳造所の倉庫に直送されていたようです。そして、財務省の決算にあわせて1年に1回、棚卸(すなわち数を数える)を行ってました。もっとも、途中からは、もはや動きもしないのでまとめて封印していたらしいです。それが今や、アメリカのアンティークコインの代表格になっています。

レインボウ(虹)のかかったコイン

モルガンダラーが袋の中に放置されていたことにより、比較的綺麗な状態で今でも楽しめるのです。そして、袋との接触などでおきたのでしょうか、詳細はわかりませんが、この保管により、いわゆるレインボウ、虹のような光沢があらわれるモルガンダラーが見られます。好みの問題ですが、たしかに惹かれるところもあります。もし見つけたら、袋の中で永く過ごしていたんだね、と声をかけてあげてください。

コメント

  1. K.モルガン より:

    はじめまして。
    モルガンダラーで検索していたらたどり着きました。

    モルガンダラー好きとしてはとても興味深い話です。
    ありがとうございました。

    まだ裸のモルガン3枚だけでの所有ですがモルガンの色々なことを知りたくてたまらいです。

    また記事のUP楽しみにしております。

    • なるぞー なるぞー より:

      K.モルガンさん
      コメントありがとうございます。少しでも喜んでもらえると本当にうれしいです。
      最近時間がとれず更新できておりませんが、今後ともよろしくお願いします。
      なるぞーより

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